交通事故治療について
損保会社のご担当者様へ
医療機関との併院
歩行者事故
- 保険会社から治療の打ち切りを告げられた
- 痛みや不調がまだあるのに通院が終わりそう
- 保険会社とのやり取りや手続きが不安
- 交通事故の治療期間はどれくらい通えるの？
- 自分に合った治療期間を知りたい
車両が歩行者と衝突してしまう事故です。横断歩道のない場所での無理な横断、信号無視、車両側の前方不注意などが原因となります。歩行者は車両に比べて体が弱いため、重大な怪我につながる可能性が非常に高いです。
歩行者事故の怪我の種類
歩行者事故は、重大な怪我につながる可能性が非常に高く後遺症が残る場合も少なくありません。
頭部外傷
車両との衝突や地面への転倒による頭部打撲、脳震盪、頭蓋骨骨折、脳挫傷など。
胸腹部外傷
車両との衝突による内臓損傷、肋骨骨折など。
骨盤骨折
車両との強い衝撃や地面への転倒による骨盤の骨折。
下肢骨折
大腿骨、脛骨、腓骨などの骨折。
脊髄損傷
背骨への強い衝撃による麻痺や神経障害。
切創・挫創
車体との摩擦や地面との接触による擦り傷や裂け傷
歩行者事故が発生しやすい場所
- 横断歩道とその付近
- 歩道のない道路
- 商業施設や駅の周辺など、歩行者の多い場所
- 夜間や薄暮時など、視界が悪い状況
歩行者事故の主な原因（車両側）
前方不注意
歩行者の発見が遅れること。
安全不確認
横断歩行者や歩道を通行する歩行者の有無を確認しないこと。
速度超過
歩行者の多い場所や見通しの悪い場所で減速しないこと。
無理な右左折や幅寄せ
歩行者との接触の危険性を考慮しない運転。
夜間のライト点灯不良や減速不足
歩行者を発見しにくく、事故につながりやすい
歩行者事故の主な原因（歩行者側）
信号無視
赤信号を無視して横断すること。
無理な横断
車両の直前や直後を横断すること。
歩道のない道路での安全確認不足
車両の接近に気づかず、事故に遭うこと。
夜間の反射材未着用や明るい服装でない
ドライバーから発見されにくいこと。
スマートフォン操作などをしながらの歩行
周囲の状況への注意が散漫になること。
歩行者事故を予防する方法（車両側）
- 常に歩行者の存在を意識し、早めの発見に努める。
- 横断歩道やその付近では必ず減速し、安全確認を徹底する。
- 歩行者の多い場所では特に慎重に運転する。
- 夜間や視界の悪い状況では、早めにライトを点灯し、速度を落とす。
歩行者事故を予防する方法（歩行者側）
- 交通ルールを守り、安全な場所を横断する。
- 横断前には必ず左右の安全を確認する。
- 夜間は明るい服装を着用し、反射材を利用する。
- 歩きながらスマートフォンを操作するなど、周囲への注意を怠らない。
歩行者事故は、ほんの一瞬の油断や判断ミスで起こりうるものです。常に安全運転を心がけることが大切ですね。
