【港北区】交通事故が多発する危険な交差点はどこ？安全運転のためのポイントも解説

横浜市の北部に位置する港北区は、新横浜や日吉、綱島といった主要な駅を抱え、多くの人が行き交う活気ある街です。交通量も非常に多く、特に朝夕のラッシュ時には車や歩行者、自転車が入り乱れて渋滞が発生します。残念ながら、こうした交通環境から交通事故も多く発生しています。

今回は、過去のデータに基づき、港北区内で特に事故が多発している場所とその理由、そして私たちができる安全運転のポイントについてご紹介します。

過去に事故が多発した危険な交差点

日本損害保険協会などが公開している情報によると、過去に港北区で特に事故が多かったと報告されている交差点がいくつかあります。

樽綱橋入口交差点

樽町3丁目に位置するこの交差点では、右左折時の安全確認不足による事故が特に多く報告されています。見通しが良くないため、細心の注意が必要です。

太尾新道入口交差点

新横浜3丁目にあるこの交差点は、複雑な五差路に近い形状をしています。交差点が直角になっていないため、車や自転車の動きを予測しにくく、出会い頭の事故が起こりやすい傾向にあります。

太尾南交差点・新吉田第二小学校西側交差点

これらの交差点にはかつて一灯点滅式の信号機が設置されており、信号無視による事故が多発していました。現在では信号機の形式が変更または撤去されていますが、見慣れないドライバーは特に注意が必要です。

交差点以外で注意すべき幹線道路

交差点だけでなく、交通量の多い幹線道路も事故が多発する傾向にあります。港北区では特に以下の道路で事故が多く発生しています。

環状2号線
綱島街道
横浜上麻生線

これらの道路では、速度超過や車間距離の不保持による追突事故、無理な車線変更などが発生しやすいため、より一層の注意が必要です。

どうしてこの場所で事故が多発するのか？

事故の発生には、地形や信号機の形式といった物理的な要因だけでなく、ドライバーの心理的な要因も大きく関係しています。

複雑な交差点の形状五差路のように交差点の構造が複雑だと、どの方向から車が来るか予測しづらくなり、確認が不十分になることがあります。
交通量の多さ交通量が多い場所では、焦りやイライラから無理な運転をしてしまうことが事故につながります。

港北区で安全運転をするための3つのポイント

最後に、港北区で安全に運転するためのポイントを3つご紹介します。

「かもしれない」運転を心がける
「あの車が急に飛び出してくるかもしれない」「横断歩道に人がいるかもしれない」と常に危険を予測して運転することで、とっさの事態にも対応できます。
十分な車間距離を確保する
渋滞しやすい道路では、つい車間距離を詰めてしまいがちですが、追突事故を防ぐためにも、常に安全な車間距離を保ちましょう。
早めの減速・余裕を持った右左折を
交差点に近づいたら、早めに速度を落とし、しっかり左右を確認してから右左折しましょう。特に自転車や歩行者の見落としに注意してください。